もっと知りたい!家探し 7つのポイント

建築の知識と現場の豊富な経験をもつ、
一級建築士の不動産エージェント 
みなとみらい住まいプラン株式会社が、あなたにお伝えしたい
「もっと知りたい!家探し 7つのポイント」です。

ポイント1、建築確認・検査済証はあるか?
ポイント2、新築物件はここを見るべし!
ポイント3、デザインに凝った物件は、注意深く検討を
ポイント4、工事中の物件はここを見る!
ポイント5、中古物件はここを見る!
ポイント6、中古物件は築年に注意、耐震基準が違います
ポイント7、ゴロンと横になってみましょう
最後に

ポイント1、 建築確認・検査済証はあるか?

新築の場合は必ず、建築確認・検査済証(※1)があることを確認しましょう。
将来、中古市場に出す場合にも査定がスムーズにいくなど、検査済証は必須です。
普及率はまだ20%程度ですが、住宅性能表示制度を利用すると、
性能の評価がはっきりするので、中古物件としての評価がしやすくなります。

(※1)「建築確認済証」とは建築の申請があった建築物の計画が法令に適応している旨の通知書。役所等が発行する。「検査済証」とは工事を完了した建築物およびその敷地が法令に適応していることを証する書類。役所等が発行する。

ポイント2、 新築物件はここを見る!

まずは売主の不動産会社や、建物を建築した建設会社の評判などを調べてみましょう。
建築の専門家から見ると、疑問符のつく仕上げをしている分譲住宅を街中で見かけることもあります。
とりあえず見栄えがよくて、売れれば良いと考えている、業者も少数ですが存在しています。
そういった会社の物件に手を出してしまわぬよう信頼できる建築の専門家と物件に同行することが大切になります。
また住宅は工場製品と違い、不動産会社・建設会社の規模に関わらず、品質にバラツキが出がちです。
物件ごとにチェックが必要です。この部分からも、専門家の同行が有効だといえます。

ポイント3、 デザインに凝った物件は、注意深く検討を

デザイナーが頑張った物件ほど雨漏れの可能性が高くなります。
雨漏れはシロアリの原因になります。
デザイン性の高い物件ほど特別に大きな窓、開かない窓などが多い傾向にあります。
実際に住んだ時の換気、冷暖房の利き具合、メンテナンスなども考えましょう。

ポイント4、工事中の物件はここを見る!

現場はきれいか?
現場管理者、職人さんなど関係者がよい仕事をしようとすれば、
現場は必ずきれいになります。
汚い現場は仕上がりもそれなりの可能性があります。
仕上がった部分のキズ・汚れ防止の処置(養生)はしっかりしているか?
床・キッチンなど設備等が保護シートなどで覆われているか?
壁のボード・断熱材などの濡れてはいけないものが濡れていないか、などを見ましょう。
木造の梁(※2)に穴を開け水道管などを通している物件は、
構造に関心がない業者の可能性があります。

(※2)梁とは、屋根や上階を支えるために横に渡す材料

ポイント5、 中古物件はここを見る!

外壁・内壁・土間にひび割れはないか?
サッシなど引き戸を1センチ程度開けて、上下の隙間が同じか?
上下で隙間の広さがはっきり違うようだと建物に問題の可能性があります。
建物の周囲の土が不自然に下がっていないか?
ヨウ壁(※3)のある物件は特に確認が必要です。
ガッチリ見たいという人は、懐中電灯を持参してください。
床下収納から床下の湿気がないか?
ユニットバスの天井点検口から柱・梁の結束金物のナットがゆるんでいないか?
2階押入れの天井点検口から屋根裏に雨漏れによるシミなどないか?
断熱材が充填されているか、なども見ることができます。

(※3)ヨウ壁とは、傾斜地の段差が崩れないように造られる構造物

ポイント6、 中古物件は築年に注意、耐震基準が違います

1981年(昭和56年)6月に建築基準法が改正、
これ以降に建築確認を取得した建物を、一般に新耐震と呼び、阪神大震災でもある程度の耐震性を示しました。更に2000年(平成12年)6月にも建築基準法が改正され構造が規定されました。
二つの法改正を参考に、耐震性を判断材料に使い物件の評価をしましょう。
中古物件は、取得後のリフォームによってはお買い得にもなり、高い買物にもなります。
購入前に必ず専門家の意見を聞きましょう。

ポイント7、 ゴロンと横になってみましょう

トイレ・浴室他の水を流し、隣室・下階で音を聞きましょう。
配管の経路によっては客間・寝室でかなりの音がします。
静かにして、許容の範囲か確認します。
木造3階建て、鉄骨造などは、
近隣の道路などからの振動でかなり揺れる場合があります。
できれば最上階で床に横になって揺れないか?
揺れは許容の範囲か確認しましょう。

以上、もっと知りたい!家探し 7つのポイントとあわせて
プロはここを見る!物件チェックシート」などで、家選びのポイントをマスターしてください。

最後に
サイトの検索で「不動産物件 チェックポイント」などキーワードを入れると
たくさんの情報を入手することができます。
どこの住宅販売会社も役立つ情報をページアップしています。
しかし、大切なことは、現地で案内してくれる担当営業マンに、
適切な判断、アドバイスができるのか?ということです。
みなとみらい住いプランでは
一級建築士ならではの建築の知識、
不動産取引のノウハウをフルに活用することで、
「物件に構造的な問題はないか?
 表面には見えない部分に問題は隠されていないか」といった、
不動産を購入する際、誰もが気になる不安を、
現地案内のその場で、取り除いてもらうようにしています。

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